喪主・ご遺族の場合
危篤、ご臨終
危篤
単に病状が悪いというだけでなく、死ぬ危険が切迫していることを言います。最期に本人が会いたい、あるいは会わせてあげたいと思われる人に会ってもらうための時間の宣告を受けたと考えるようにしましょう。
危篤と言われた場合の対処方法は?
まず冷静になり、最期に立会って欲しい人たちに連絡を入れます。このときのために、あらかじめ連絡先(電話やメールアドレス)を用意しておくことをお勧めします。ただし、高齢で病気療養中の方や産前産後の方は、ショックを受けて体調が悪くなる可能性もあるので注意しましょう。
深夜に危篤を告げられた場合、誰に・いつ連絡したら良いですか?
家族・親族・友人など最期に会わせておきたい人がいれば、深夜の2時や3時に電話をしても失礼にはあたりません。
ご臨終
息を引き取られたら、医師による死亡確認および死亡診断書を作成してもらいます。死亡診断書は、退院手続きの際に受け取ることが多いようです。
死亡診断書と死亡届とはどういうものですか?
死亡診断書とは、患者が亡くなったときに医師が発行する診断書のことで、死亡診断書は死亡届と一緒になっていることが多いです。受け取る地域や病院により用紙は異なります。死亡診断書(死亡届)を受け取ったら、市区町村の役所(役場)に必要事項を記入して戸籍係に届け出ます。
届け出の際は印鑑(認印)が必要になりますが、役所手続きに関しては平安祭典が代行いたします。なお、この死亡届の提出は死後7日以内となっており、死亡届を提出することで火葬許可証・火葬場使用許可書が交付されます。(火葬は死後24時間を経過しないと行えません)
なお、死亡診断書は複数枚発行してもらうか、もしくはコピーをお取りください。生命保険や社会保険などの手続きに必要な場合もあります。
病院および施設などの入居が長かった場合
使用していたものを持ち帰らなければならないため、大きな袋があれば役立ちます。